ストックホルムの地下鉄とバスを使いこなそう

ストックホルムの地下鉄とバスを使いこなそう

ストックホルム市内の交通機関は、地下鉄やバス、トラムなどがあります。
ここでは、市内の主要な観光スポットをカバーしていて利便性のよい地下鉄とバスについて紹介したいと思います。

ストックホルム市内の交通を網羅するSL社

ストックホルムの地下鉄やバスはSL(Stockholm Lokaltrafik)という会社が運営しており、他にも郊外電車なども運行している交通機関です。
料金はシステムはA、B、Cの3つのゾーン制、利用開始から1時間の有効時間内であれば地下鉄でもバスでも乗り換え自由です。
地下鉄の路線図やチケットに関する情報などは、SL社のホームページに記載されているので参考にしてください。

» ゾーンマップ – SL
» 路線図 – SL
» チケットについて – SL

地下鉄の入口地下鉄は白地に青文字の「T」というマークが目印です。

状況に合わせて選べるチケット

チケットには、単発のチケットの他、旅行者用の1日券やチャージ可能なICカードなどさまざまな種類があるので、状況に合わせてお得なものを購入しましょう。

  • ストックホルムカード
    市内の主要な観光スポットと公共交通機関が無料になる便利なカード。もちろん地下鉄やバスでも使えます。
    ストックホルムカードについての詳細はこちら

  • トラベルカード
    ACCESSカード(トラベルカード)旅行者に便利なのがこのトラベルカード。24時間、72時間、7日間の3種類があり、期限内には何回でも乗降ができるのでお得です。
    料金は、24時間が115SEK、72時間が230SEK、7日間が300SEK(2013年1月現在)。
    駅構内などのSLマークの表示があるキオスクで販売しており、初回はカード代として20SEKが別途必要です。
    こちらはSuicaやPASMOなどのようなICカードになっているので、自動改札の青いカードリーダーにかざすと改札のドアが開きます。
    バスの場合は前から乗車し、運転席の横にあるカードリーダーに読み取らせます。

    料金については度々改正されているようですので、事前にSL社のホームページで確認されることをおすすめします。

    » トラベルカードの料金 – SL

  • ACCESSカード
    ACCESSカードのチャージ機ストックホルムカードやトラベルカードはいらないけれど、切符を買う手間を省きたいという人やストックホルムを何度も訪れるという人に便利。
    こちらもキオスクで購入でき、カード代は20SEK。
    日本のICカードと同様、料金をチャージして何度も使用することができます。
    トラベルカードはこのACCESSカードに機能をつけたものなので、使用期限が切れたカードはチャージすればまた利用することができます。

  • チケット
    チケットA、B、Cの同ゾーン内の移動(1ゾーン)はチケット2枚、AとB間およびBとC間の移動(2ゾーン)は3枚、AとC間の移動(3ゾーン)は4枚必要。
    料金は、キオスクや自動券売機で買うと1ゾーン36SEK。駅の窓口でも買えますが、1ゾーン44SEKと割高になるので注意してください。
    16枚つづりのクーポンもあります。
    地下鉄で利用するときには、有人の改札口で利用時間を刻印してもらいます。
    バスで利用するときには、運転手からは購入できないので事前にキオスクなどで購入しておきましょう。

» SL社ホームページ

※ 運賃、路線などの情報はすべて2013年1月27日現在のものです。