いよいよ申し込み。アレンジと手配のコツ

いよいよ申し込み。アレンジと手配のコツ

仮スケジュール決定

実際に申し込みをする前に、ざっくりと決めたスケジュールがこちらです。

ストックホルム・ヘルシンキ 5泊7日の旅
(2012年8月8日〜14日)
・ストックホルム2泊
・ヘルシンキ2泊
・両国間はバルト海を船で移動、船中で1泊(場合によっては航空便利用でも)

フライトは行きか帰りどちらかは直行便にしたい。
ホテルは交通の便がよい立地の4つ星レベル。
船は評判のよいシリヤラインを利用。

あとは航空便のスケジュールと現地での滞在時間、料金などを加味してアレンジすることにしました。
この時点で4月中旬。
海外旅行のピークはだいたい年末年始・GW・お盆ですが、それぞれのピーク時期が終わるとまた次の休みの予定を立てるので、そこから席が埋まり始めるとのこと。
今回はお盆真っ只中の予定なので、GWが始まる前の4月中に申し込みを済ませることにしました。

さて、いよいよ申し込み

訪れたのは、フリープランや個人旅行ではやっぱり頼りになるH.I.Sのカウンター。
まずは集めたパンフレットを持って、候補のツアー料金と、同じ日程で全て個別に手配した場合の料金を出してもらい比較することにしました。
すると、出てきた料金はなんと、フリープランでも個人旅行でもほぼ同じくらい。むしろ個別手配の方が僅かに安いという結果に。
日本の旅行会社が作るツアー料金は、日本の繁忙期に合わせて多少値上がりしますが、航空券やホテルの実際の価格は現地で出しているので、シーズンでの変動はあってもお盆などは関係ないわけです。
ちなみに航空券は8月中は同一価格。お盆期間に値上がりするということはありませんでした。

1. 航空券の手配
航空会社はどこにする?
利用を予定している航空会社は、フィンランド航空(フィンエアー)。
関西在住の私たちは関西空港からの出発になりますが、関西空港からヘルシンキまで毎日直行便が出ているので便利です。
機内のアメニティなどのスタイリッシュさでも人気があるのでぜひ利用してみたいと思っていました。
同じく北欧系のSAS(スカンジナビア航空)もぜひ利用してみたかったのですが、就航しているのが成田のみの上、ストックホルムには直行便が出ていません。
そういうわけで、関西在住の我々はほぼ自動的にフィンエアーを利用することに決定しました。

IN/OUT地はどうする?
フィンエアーでは、大阪−ヘルシンキは直行便、大阪−ストックホルムはヘルシンキ乗り継ぎになります。
今回は発着地が往復で異なるため、ヘルシンキIN-ストックホルムOUTにするか、ストックホルムIN-ヘルシンキOUTにするか悩むところ。
体力的には往路に乗り継ぎをして復路は直行便を利用するほうが楽ですし、現地滞在時間も半日ほど長くとれることがわかったので最終的にはストックホルムIN-ヘルシンキOUTにしました。
早速空席を調べてもらったところ、往復共に空きがあったのですぐに押さえてもらいました。

ポイント:IN/OUT地が異なる場合の航空運賃について
IN/OUT地が異なる場合は、IN/OUTの順番がどちらでも基本的には同料金。
またIN地からOUT地まで航空便で移動する場合は、その料金も運賃に含まれるとのこと。
つまり、ストックホルムIN-ヘルシンキOUTの場合、ストックホルム-ヘルシンキ間は航空便利用だと追加料金なし。
他の交通手段利用の場合は、その分の運賃が追加で必要になります。

2. ホテルの手配
北欧のホテルの相場
スウェーデンとフィンランドのホテルは、5つ星を満点とした星の数でランク付けされています。
ストックホルムとヘルシンキでは3つ星以上のホテルが多く、値段はやや高め。
同じランクのホテルでも、この2都市ではストックホルムの方が相場は少し高いとのことです。
また、トップシーズンはやはり観光に最適な6〜8月ごろですが、料金はこまめに変動しているので旅行会社で確認しましょう。

ホテル選定の基準
北欧の旅といえば、おしゃれなデザインホテルに泊まることも楽しみのひとつ。
ストックホルムにはビリエルヤール、ノルディックライト、ヘルシンキにはソコストルニ、ヘルカなどなど、新旧のデザインホテルが軒を連ねています。
北欧デザインの本場で、ちょっと贅沢におしゃれな時間を過ごすのも素敵ですよね。

…とはいえ、私たちの場合は二人とも「どうせ寝るだけの場所」というあまり夢のない考え方なので立地重視で(笑)。
結局デザインを重視すると微妙に駅から遠く、果てしなく予算もオーバーするというのも理由でした。

じゃあどこがいいのか…それもよくわからないのが実際のところ。
具体的な候補もないまま、とりあえず4つ星ならば安心だろうということで、パンフレットに載っていたところの料金をいくつか出してもらうことにしました。
すると、やはりトップシーズンなので料金の変動が激しく、候補のところではヘルシンキ訪問を後にするとかなり値段が上がるかも…とのこと。
すぐには予約を入れずに、担当の方におまかせして他の候補を探してもらうことにしました。
どこに泊まったのかは、後ほど詳しく書くことにしますね。

3. バルト海クルーズの手配
ストックホルムからヘルシンキへの移動は、飛行機のほかにバルト海を船で移動するという手段があります。
先ほど書いたように追加料金にはなってしまうのですが、せっかくなら情緒のある船旅なんかもいいなあと思い、代表的な運行会社のバイキングラインとシリヤラインを比較検討しました。
この2社では、バイキングラインは地元の人が多く比較的安価、シリヤラインは豪華客船と呼ばれるほどなので船内施設も充実していて観光客向けです。
せっかくなので少し優雅に、シリヤラインの海側の部屋を手配することにしました。

予約方法ですが、H.I.Sの場合はシリヤラインも手配可能でした。
自分で申し込む場合は、日本に代理店がありオンラインでも予約できます。
ただ、英語版の直営の予約システムを使うと割引などもあるそうなので、気になる方は確認を。
また、食事は船内でビュッフェの夕食と朝食がとれますので、希望する場合は同時に予約しておいたほうが無難です。

タリンクシリヤライン タリンクシリヤライン

4. すべて手配完了。あとは出発を待つだけ!
おまかせしていたホテルの手配は、その後電話で数回やりとりして予約完了。
立地もお値段も納得いくところを押さえることができました。
出発1ヵ月前には航空券を発券して、いよいよ出発を待つだけです!