いよいよ旅の最終日。まずは、最後を飾るのに相応しい場所に出かけました。石の教会と呼ばれる、テンペリアウキオ教会です。
市内中心地からトラム3T（現在は2）系統に乗って、Kauppakorkeakoulutで下車します。この停留所の前にトラムは大きく左折するのですが、その前に石造りの入口が見えてきます。
トラムの線路に沿って戻っていくと、再び教会の一部が見えてきました。
教会の入口を探してぐるぐる歩いていたら、いつの間にか天井の上に来ていました。
ここは石を彫って作られた、洞窟のような空間になっているんですね。
教会の上には、日本では見られない植物が生い茂っていました。
ようやく入口発見。観光客で賑わっていました。ここから中に入りますよ。
教会の中は、入った瞬間「わぁ！」と声が漏れてしまうほど、外見からは想像もつかない壮大な空間が広がっていました。
パイプオルガンも大きくて立派です。
祭壇はごくごくシンプル。岩肌をそのまま活かしているところに、荘厳さが引き立っているような気がします。
円形の天井の周りに張り巡らされた格子窓からは自然光が差し込んで、ほどよい明るさが保たれています。
大聖堂の後方には中2階のスタンドがあり、ここから教会全体を望むことができます。
パノラマ写真を撮ってみました。
この日はずっとピアノ演奏がされていたのですが、ここではコンサートもよく開かれるんだそうです。音響がとても良さそうですね。
ヨーロッパの教会らしからぬモダンさに惹かれて、ずっと訪れてみたいと思っていたこの場所。
期待を裏切らない素晴らしさに、この旅一番の感動を味わうことができました。
テンペリアウキオ教会（Temppeliaukion kirkko）
住所：Lutherinkatu 3, 00100 Helsinki
TEL: +358 9 23406320
＜9月1日～5月31日＞
10:00～17:00（月～土）/11:45～17:00（日）
＜6月1日～8月31日＞
10:00～17:45（月～土）/11:45～17:45（日）
より大きな地図で 北欧triP ヘルシンキMAP を表示
