前回の記事(グスタフスベリ探訪 -2- 陶磁器博物館とイッタラのアウトレット)に続き、グスタフスベリ訪問最終回です。
いよいよここに来たいちばんの目的、グスタフスベリ社のアウトレットを目指します。
実は最初にこのショップに行こうと思っていたのですが、迷いながらぐるぐる歩いていて、先にたどり着いたのが陶磁器博物館やイッタラのアウトレット。
ゲートの近くまで戻ってみたら、ちゃんとこんな標識がありました。集落の中に入らずにすぐに左に曲がればよかったんですね。
標識どおり歩いていくと、ありました。
レンガ造りのこの建物は、以前は工房として使っていたようです。
中に入ってみると、たくさんの食器が山積みになっています!
いちばん奥には、スティグ・リンドベリのデザインのものがずらり。
冒頭の写真は、この棚にあったBERSA(ベルサ)。グスタフスベリといえば、この葉っぱの模様ですよね。
まだまだあります。
数は少なめでしたが、ROD ASTER(レッドアスター)、BLA ASTER(ブルーアスター)、PRUNUS(プルーヌス)もありました。
ベルサ、アダムとエヴァ、スピサ・リブなどは人気シリーズなので常時十分な数があるようですが、他のシリーズはそのときによって数が違うようです。
緑の鳥がかわいいTURTUR(チュールチュール)もあります。
窓側の棚にもお皿が山積み。
ケーキスタンドもあるんですね。これは珍しいアイテムかも。
これだけ大量に食器が積まれているのを見ると、あれもこれもと欲しくなってしまうのですが、よく見ると柄がかすれていたり、ドットが流れていたりするものが多くて、きれいなものを探すのも一苦労でした。
また、カップ&ソーサーでもソーサーだけが大量にあってカップがなかったり、ティーカップはたくさんあってもコーヒーカップがない、という感じなので、やはりアウトレット品であることを理解した上で買い物したほうがよさそうです。
ちなみにリンドベリのシリーズは、デザインや状態は問わず大きさで価格が決められていて、コーヒーカップ320SEK、コーヒーソーサー200SEK、ティーカップ360SEK、ティーソーサー240SEKなど。日本で復刻版を購入する場合の半額くらいのお値段です。
珍しいキャニスターもありました。中にはコルク蓋がないものも…(笑)
この他にエッグスタンドもあってかわいかったなあ。でも使わないのでやめときました。。
ここにもリサ・ラーソンの作品が置いてありました。ライオンも大小そろってます。
レジにはさりげなくニワトリが置いてありました。これも売り物なのかな?
スウェーデンの次期女王、ヴィクトリア王太女のご成婚記念プレートまでありました。
結婚式は2010年だったのに、作りすぎたんでしょうか(笑)
店内は周囲の町と同様、とても空いていてゆっくり買い物ができました。
私たちの他には、買い付けに来ていた地元の人と、日本人観光客が一組だけ。
この日本人の方に、「グスタフスベリって人気なの?ここだとどれくらい安いの?」など、色々と質問されてしまいました(笑)
ここで買ったものは、コラム(グスタフスベリの名作、リンドベリのテーブルウェア)で紹介しています。
» グスタフスベリ探訪 -1- ストックホルムからの行き方
» グスタフスベリ探訪 -2- 陶磁器博物館とイッタラのアウトレット
Gustavsberg Porslinsfabrik(グスタフスベリ アウトレット)
住所:Chamottevägen 2 , 134 40 Gustavsberg
TEL: +46 08-570 369 00
月〜金:10:00-18:00
土・日:11:00-16:00
http://www.gustavsbergsporslinsfabrik.se/
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