ヘルシンキ中央駅 – 個性的な建築にも注目

ヘルシンキ中央駅 - 個性的な建築にも注目

ヘルシンキ中央駅は、メインストリートのエスプラナーディ通りから歩いて5分ほどの距離にあります。
ここにはフィンランドの鉄道VRや地下鉄、トラムの駅、バスターミナルなどが集まり、ヘルシンキの交通の玄関口として、毎日多くの人々に利用されています。

中央駅横の広場中央駅の隣にはバスターミナルと広場があります。
広場では何やらイベントが開催中。そして、ワールド・デザイン・キャピタルの旗がたくさんはためいていました。

広場からみた駅舎広場側からみた駅舎。大きな時計塔が目を引きます。
写真などで見るとコンパクトな印象だったのですが、実際には石造りのなかなか大きな建造物でした。

駅舎の石像ヘルシンキ中央駅の個性的な建築は、日本でもよく紹介されていますよね。
現在の駅舎は、エリエル・サーリネンが設計し1919年に完成したもの。
正面玄関には左右に2体ずつ、ランプを持った石像が鎮座しています。

駅舎の中駅舎の中も広々としていて、光が差し込むロビーは100年前に作られたとは思えないモダンな雰囲気。

モダンなロビーヨーロッパの駅独特の空気感にしばし浸ってみました。
因みにこのエスカレーターで地下に降りると、地下鉄の駅があります。
ヘルシンキ交通局(HSL)のカウンターもこの地下にありますので、デイチケットなどを買いたい場合にはこちらへ。

VR150周年のパネルフィンランドの鉄道、VRの150周年記念幕。切手のようなデザインでかわいい。

VRの電光掲示板ロビーの奥がVRの乗り場です。

自動券売機VRでは、ヘルシンキの近郊列車からフィンランドの各都市への長距離列車まで利用可能。
チケットは自動券売機で買うことができます。

キオスク駅にはもちろんキオスクもありますよ。
そしてトイレを利用してみたら、なんと有料でした。料金は0.5ユーロ。窓口のおばさんにお金を渡すと、「キートス(ありがとう)」と返ってきました。
旅行中は全て英語で事足りていたので、フィンランドで「キートス」を聞けたのがこの1回だけだったのでなんかうれしかったです(笑)

ホームそしてさらに驚いたのが、切符を持っていなくてもホームに入れるということ。
何も考えず、あー列車だー!とはしゃいでいましたが、よく考えたら改札がありません…。
切符チェックのないトラムといい、フィンランドの社会は性善説の下で成り立っているんですかね。
犬を連れている乗客も何人かいましたよ。

列車ホームには次々と列車が出入りしていました。

ペイントもかわいい列車のペイントもかわいい。150周年のロゴがあったので、特別仕様でしょうか。

寝台車にもこれは寝台車かな?こちらにもかわいいイラストが描かれていました。(このキャラクターはチェコアニメのクルテクです。でもフィンランドでなぜクルテクなのでしょう…)


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