地図とアプリをフル活用! 街歩きのルートはこうして決めよう

地図とアプリをフル活用!街歩きのルートはこうして決めよう

行きたい場所をピックアップ、Google Mapにマッピング

旅の日程が決まったら、観光やショッピングなどそれぞれの街に合わせてプランを立てます。
ガイド本やサイトを見ていると、行きたい場所、気になるスポットがいっぱい。
当然ながら全部は回れないのですが、効率よい計画を立てることで多くの場所に行くことができました。

今回の旅は二人だったので、それぞれが行きたい場所をピックアップしました。
それを二人ともが書き込めるように共有化したGoogle Mapのマイマップにマッピングしていきます。
この段階で後々使えるようにGoogle Mapに必要な情報も入力していきます。
たとえば“土日休み”とか“open 10-18”などといったように。複数の国・地域を訪れる場合、それぞれの国・地域ごとにひとつずつマイマップを作っておく方がいいでしょう。

Google Map

だいたい行きたい場所が出そろったところで、優先順位を決めます。

・どうしても行きたい場所

・できれば行きたい場所

・行けそうだったら行く場所

優先順位を決めると、ぼんやりルートが見えてくるのです。
どうしても行きたい場所を順にめぐるように、その間にできれば行きたい場所や行けそうだったら行く場所があれば、優先順位から組み込んでいけば、行けないだろうという場所もわかってきます。

ここで重要なのは、諸外国では土日祝日がお休みのスポットが多いこと。
今回の旅ではフィンランドが土日に当たってしまったのですが、土日も開いている場所もいくつかあり、そこからスケジュールを埋めていくことでうまくプランニングできました。

使えるのは「MyMap+」アプリとガイドブックの別冊地図

行きたい場所もだいたいのルートも決まったら、現地でちゃんとたどり着けるようにしないといけませんね。そこで今回使用したのはアナログな地図とiPhoneアプリです。

まずアナログな地図。GoogleMapを印刷してもいいのですが、今回はガイドブック「ことりっぷ」に綴じ込みで付いていた地図を活用しました。
iPhoneも持っていくつもりでしたが、現地での電波状況がつかめないことや充電が切れてしまった時などを考えると、アナログな地図は必須だと思います。
地図はできればさっとカバンから取り出せて、わかりやすく、かつ荷物になりにくいものがいいですね。

地図にはわかりやすくペンで印をつけていきます。あまりごちゃごちゃしすぎないように。
また、もともとの地図に書き込めるスペースが少ない場合には、無印良品で販売している「貼ったまま読める透明付箋紙」を使用すると便利。
直接書き込みせずに地図上に印をつけられるので、今回の旅ではとても重宝しました。

次にiPhoneです。通信環境は海外用のモバイルWi-Fiをレンタルし、現地でも使えるようにしておきました(モバイルWi-Fiについては後日記事にしたいと思います)。
現地でiPhoneが使えるのであれば、最初に行きたい場所をマッピングしたGoogle Mapを使いたいところ。
ただし本家Google Mapのマイマップは、地図と一緒にマッピングしたリストを見ることができないため少々不便です。
そこで今回は、Google Mapのマイマップをインポートできて、リスト機能も使える「MyMap+」というアプリを使うことで解決しました。

MyMap+このアプリを使えば、ピンを立てたスポットのリストを見ることができます。

MyMapGoogle Mapで作ったマイマップをインポートすることもできます。

スマートフォンで情報をクラウド化して持ち歩けると、何冊も持っていけないガイド本も最低限で済みますし、なによりGPSで自分の位置をすぐに把握することができるので道に迷うこともなくスムーズに行程をこなすことができます。

» マイマップ+ – mymapplus.com (iTunes / 有料:85円)

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