旅のイマジネーションを膨らませるときから、現地で迷子になってしまったときまで、頼りになるのはやはりガイドブックや指南書。
北欧に関する書籍は実にたくさん出ているのですが、実際に役に立った本、大好きな本、ちょっと気になる新刊を厳選してご紹介します。
北欧諸国
(コペンハーゲン・ストックホルム・ヘルシンキ・オスロ)
まさに北欧デザイン好きのツボにハマるガイドブック。
デザイン雑貨や家具のショップ情報が豊富で、レストランやホテルのセレクトもセンスよし。
有名店やぜひ訪れたい観光スポットもしっかり押さえてあります。
2007年発行なので、情報が少し古い点にはご注意を。
(コペンハーゲン・ストックホルム・ヘルシンキ・オスロ)
表紙のデザインが素敵な本。
ページ数は少ないですが、北欧デザイン好きが押さえておくべきスポットがシンプルにわかりやすくまとめられています。
映画や音楽、フリーペーパーなどのカルチャー情報が掲載されているのは珍しいかも。
2003年発行のものですので、気になる情報は事前に確認を!
(コペンハーゲン・ストックホルム・オスロ・ヘルシンキ)
おなじみ「ことりっぷ」シリーズの北欧版。
新刊ということで情報収集のために購入してみたのですが、事前のプランニングから現地での街歩きまで、いちばん活用したのがこの本でした。
切り離せる地図がついていて、何より持ち歩きしやすいサイズが魅力。
かわいいイラストと共に紹介されたモデルコースも、スケジューリングに役立ちます。
女性受けするショップやレストランが掲載されているのもポイント高し。
(デンマーク・ノルウェー・スウェーデン・フィンランド)
自由旅行に女子向けガイドブックだけでは心もとないかな、と旅人のバイブルであるこちらも購入。
地方都市の情報量では群を抜いています。
各国ごとや主要都市で一冊作ってくれるとありがたいのですが、北欧全体でこの一冊しか出ていないのが残念です。
(コペンハーゲン・ストックホルム・ヘルシンキ)
JTBが発行する女性向けガイドブックの北欧版。帰国後に発行された新刊です。
ターゲットが潔く絞られているので、この3都市を訪れる予定の方には無駄がないのでは。
(ストックホルム・コペンハーゲン)
さすがはモード誌、最先端のおしゃれスポットや写真が満載で見ているだけでも楽しい。
地元の人しか行かないような素朴なお店から、若者に人気のカフェまで、とにかくディープな情報が盛りだくさんです。
スウェーデン・ダーラナ地方などの田舎町特集も。
(フィンランド・スウェーデン・デンマーク)
旅立つ直前に発売されて、多いに役立ったのがこちら。
何と言っても最新情報が目白押しで、この中からどこに行こうかと迷うほど。
とにかく旬なショップ情報が豊富です。
この本のおかげで、新しいカフェにも行くことができました。
スウェーデン
ガイドブックという分野ではないのかも知れませんが、むしろ現地に行かないと役立たない本、ということでこちらに仲間入り。
生活雑貨やアンティーク、文具やテキスタイルなど、ストックホルムでショッピングを楽しみたい人にはたまらない一冊です。
お店の地図がないのが玉にキズなので、気になるショップはネットで場所を調べてくださいね。
自身で北欧雑貨のお店を営まれているおさだゆかりさんの本。
彼女の確かな目で厳選された雑貨店やレストランが、一つ一つ丁寧に紹介されています。
他にも北欧雑貨の本を出しておられるのですが、こちらはスウェーデンのライフスタイルまで紹介されたこだわりの一冊になっています。
フィンランド
こちらは帰国後発売された新刊。
2009年に発売されたものの改訂新版ということで、表紙も今シーズンのマリメッコです!
地球の歩き方シリーズなので、情報量には期待できそうです。
さすがに在住者の情報ということで、他の本には掲載されていないお店が紹介されています。
観光客が行かないようなローカルなお店を訪ねてみたいなら一見の価値あり。
ヘルシンキを暮らすように旅したい、長期滞在したい、という人におすすめです。
雑貨の買い付け旅ガイドと銘打っているだけあって、現地のローカルなスーパーやマーケットの情報が豊富。
ちょっと変わった雑貨を探している人にもお役立ちの一冊。
2011年に改訂されたので、最近人気のデザインホテルも掲載されていますよ。