ウスペンスキー寺院を訪れた後は、丘を降りて街に向かってのんびりと歩いていきます。
夜の入口とは言っても夏のフィンランドはまだまだ明るく、日が傾いてきたかと思えばそれも強烈な日差しで、目を開けているのもやっとというほど。
そんな中たどり着いたのは、ヘルシンキの中央に位置する元老院広場と、その向こうにそびえ立つヘルシンキ大聖堂です。
ヘルシンキ大聖堂は、キリスト教ルーテル派の総本山であり、高台から街を見下ろすようにそびえるその堂々とした佇まいは、ヘルシンキの街のシンボル的存在でもあります。
この大聖堂が作られた1852年当初は真ん中のドームの部分しかなく、後に周りの小さな4つのドームがつけられたそうです。
大聖堂の前に広がる元老院広場は、国家行事やイベント、コンサートなどが開かれることもあり、市民の憩いの場になっています。
この日の元老院広場では、何やらイベント開催中。ブルーのコンテナがたくさん並んでいました。
コンテナの間に飾られていた、ワールド・デザイン・キャピタルのフラッグ。
コンテナから女性たちが出していたのが、こんな作品。アート、なのかな?
コンテナに付けられていた風船。どうやらファッション関係のイベントのようです。
階段を登って大聖堂の前に行ってみましょう。
階段はけっこう高さがあり、手すりなどもないのでちょっと怖かったです。
冬にはもちろんこの一帯も大雪なのですが、ここを子どもたちがそりで滑り降りるというから恐ろしい…。
上からの風景です。うーん、気持ちいい。
大聖堂の中にも入ってみたかったのですが、大きな扉が閉ざされていたので結局入場せず。
一応夏場は24時まで入場可能とのことなので、扉を開いて入ることもできたのかもしれません。
大聖堂前の階段には、地元の人が大勢座ってのんびりされていました。
恋人たちにとっても、愛を語る絶好の場所ですね。
ヘルシンキ大聖堂(Tuomiokirkko)
住所:Unioninkatu 29, 00170 Helsinki
TEL: +358 9 2340 6120
交通:トラム Senaatintotiから徒歩1分
9:00〜18:00(6〜8月 〜24:00)入場無料
http://tuomiokirkko.kirkkohelsinki.net
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