ストックホルム滞在中は、宿泊したホテル・ヘルステンでビュッフェ形式の朝食をとりました。
大きなホテルではないので簡単なものでしたが、スウェーデンらしい料理もいくつか並んでいました。
上写真のお皿は、上から時計回りにクロワッサン、カマンベールチーズ、コンビーフ、ハム、ピクルス、ニシンの酢漬けマスタードソース、プレーンなニシンの酢漬け、ミートボール。あとはオレンジジュースとゆで玉子です。野菜がほぼないですね(笑)
少しレタスやトマトなどもあったようで、本当は食べたかったのですが、少し遅かったのでほとんど残っていませんでした…。
パンはクロワッサンの他にも、バゲットやヨーロッパらしいライ麦パンもあります。
シリアルは見るからにオーガニックな穀物がたっぷり。体によさそうな気がします。
スウェーデンの朝食は、ちょっと野菜少なめですがヘルシーな印象を受けました。
パンやシリアルはオーガニックな材料を使っていたり、ジャムもリンゴンベリーを使った手作りのものだったり。
とても素朴なのに、それがかえって豊かに感じました。
そしてさすが北欧、チーズがとてもおいしかったです。
また、今回の旅でいちばんおいしかったものが、このニシンの酢漬け。
日本にいるとニシンは普段あまり口にすることがなかったのですが、こんなにおいしいものだとは思いませんでした。
見た目はちょっとグロテスクですが、酢加減といい、マリネして柔らかくなった身の柔らかさといい、これはハマる味!
プレーンなものもおいしいのですが、マスタードソースのものはさらに美味!
酸味が少しまろやかになって、ディルの香りも効いています。
このおいしさを知ってから、朝は大量にこれを食べてしまいました。
スウェーデンのホテルでは朝食によく出てくるものだそうなので、ぜひ味わってみてください。