前回の記事(ガムラ・スタンをゆく -2- ドイツ教会、大広場から大聖堂へ)に続き、ガムラ・スタンを歩きます。
大聖堂のすぐ裏側に石造りの広場があり、気づけばKungliga Slottet(王宮)にたどり着いていました。
しかもそこには何やら人だかりが。人々の視線の先には、ブルーの制服をまとった衛兵たちがセレモニーを行なっています。
そんなわけで、幸運にも衛兵交代式に遭遇!
衛兵交代式は、12時と15時の1日2回。12時の方が大規模で、音楽隊や騎馬兵も登場するので観光客には人気なんだそうです。
私たちが見たのは15時の回なので、簡単なセレモニーがあるのみでした。
入口の前には衛兵がいます。まだあどけなささえ残る若い青年です。
王宮の中は四方をぐるりと囲むように宮殿が建てられており、真ん中は広大な広場になっていました。
外側の装飾はとても立派ですが、内側は意外に質素ですね。
そのせいかどうかはわかりませんが、不思議なことに観光客がほとんどいません…w
ちなみに現在の国王はここにはお住まいではなく、郊外のドロットニングホルム宮殿に住まれているそうです。
宮殿らしく、白い彫刻が並んでいます。
王族の居室が一般公開されているほか、王宮博物館もこの中にあります。
王宮の正面玄関。広場から入ったときにはずいぶん質素だと思っていたのですが、正面玄関はやはり装飾がきれいでした。
王宮の正面玄関からは、バルト海もすぐそこ。
いくつもの島から成り立つストックホルムならではの美しい風景にしばし見とれました。
フェリー発着場になっているので、観光にも便利です。
» ガムラ・スタンをゆく -1- 美しい旧市街の街並み
» ガムラ・スタンをゆく -2- ドイツ教会、大広場から大聖堂へ
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